脱毛ではなく抑毛という考え方

私はムダ毛処理をなるべくしないことで、肌の負担を減らす方が美容に良いという考え方をしています。ムダ毛の処理事情は文化によって違い、わき毛は気にしなくてもVIO脱毛は衛生的なのでマナーである、とする国もあれば、日本のようにVIOなどよりはむしろわきなどの「見えるところだけは処理すべき」という考え方の国もあるわけです。


どちらの言い分もわかりますし、否定するわけではありません。ただ、ムダ毛も本来人間の身体や皮膚を守るためにあるものですので、むやみに脱毛をすることが、必ずしもいいとは考えていないのです

脇などの目立つ部分はともかく、実際に手足やうなじ、背中などの産毛に関しては「目立たなければ処理しない」「冬場などの服に隠れている時期は処理しない」という方は多いでしょう。


ムダ毛が薄い場合、目立たない場合は処理する必要ない、と考えている人は意外に多いということですね。


今、私が注目しているのは『抑毛』という考え方です。


脱毛ではなく、ムダ毛の成長を抑えて生えづらくする、もしくはムダ毛を細くして目立たなくするという方法です。毛を抜くわけではなく、ローションやクリームを塗るといった方法でムダ毛を抑えるので、低刺激のケアが可能な点が魅力です。

抑毛効果があるものとして代表的なのは、以下の成分です。


・イソフラボン

主に大豆に含まれている、女性ホルモンと似た性質を持っている成分で、毛の成長を抑えることができます。ムダ毛が濃くなる原因に、男性ホルモンが多くなっていることがあげられます。そのため、女性ホルモンに似た効果のあるイソフラボンが有効なのです。ただし、イソフラボンは日本人の50%程度にしか効果がないとも言われており、自分の体質にあっているかどうかを見極める必要があります。


・パパイン酵素

主に青パパイヤに含まれている酵素成分です。タンパク質の分解作用があり、使い続けることで毛のタンパク質成分であるケラチンを分解していきます。毛根からムダ毛をよっわらせることができますので、自然とムダ毛が減っていく作用があるのです。また。タンパク質分解作用で、毛穴に詰まったタンパク質汚れも分解でき、美肌効果も期待できます。デリケートゾーンなどにも安心して使えるのもメリットです。


以上の2つが代表的な抑毛成分です。抑毛化粧品を選ぶ時は、上記の成分に注目してみてください。お風呂上りの使用が効果的です。


ただし、抑毛の場合は、脱毛のように「今生えている毛がすぐ抜ける」といった効果はありません。

少なくとも、効果を実感できるまで2~3か月は試す必要があるでしょう。もちろん、毛周期がありますので、2~3か月後にムダ毛が薄くなったからと使用をやめても、気が付けばまた次のムダ毛が生えてきます。また、体質によってはあまり効果を感じられないこともあります。

脱毛は肌に刺激が強すぎてできなかった。なるべく自宅でこっそりと、ムダ毛を目立たなくしていきたいという方に、抑毛化粧品がおすすめと言えるでしょう。